こんにちは平澤です。
先日のお休みの日に、前々から行こうと思っていた絵画展に行ってきました。
吉田博という知る人ぞ知るな方らしいのですが、
昨年NHKで観てからずっと気になっていました。明治から大正、昭和にかけて活躍された方で、
若くしてアメリカに渡ってその才能を認められ、世界を巡って多くの作品を残し、
あのダイアナ妃も吉田の絵を自ら購入して執務室に飾っていたそうです。
水彩画から油彩画等の展示も魅力的でしたが、
彼の代名詞といえるが木版画だそうです。
今回載せている絵は全て木版画で、その繊細さや柔らかさ、
光の表現に圧倒されてしまいました。浮世絵と同じく木版画なので輪郭線があり、平面感と立体感の不思議な共存を感じました。
このあたりは「現代のアニメーションにもかなり影響を与えているんだろうなー」と妄想してしまいました。
また版画という点を活かして同じ板で朝と夜を表現したものも数点あり、
時間を忘れて魅入ってしまいました。これからもイロイロな素晴らしいものにふれ、
センスを磨いていけたらなと思いました。
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